【採用ピッチ資料】伝えたいこと、やっと言葉にできました

AIと教育を組み合わせた学習サービスを展開しているアウレリアが、採用活動の強化に向けて採用ピッチ資料の作成をBusiness Jungleに依頼。
なぜ資料を作ることになったのか、どんなやりとりを経て完成したのか、そして実際に使ってみてどんな変化があったのかを聞いてみました。インタビュー形式でお送りします。

本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。

採用ピッチ資料の例(抜粋版)

なお本記事に登場する企業名・担当者名および資料内容は、機密保持契約に基づき、実際の内容から変更しております。ご了承くださいませ。

「最初の印象」で候補者をつかみたかったんです

Business Jungle
まず、今回採用ピッチ資料の作成をご依頼いただいた背景について教えていただけますでしょうか?

アウレリア 三宅さま
はい。実はそれまで、採用ピッチ資料っていうものをちゃんと持っていなかったんです。あったのは汎用的な会社紹介スライドで、採用目線での伝えたいこと、たとえば「どんなカルチャーがあって」「どんな人と働けるのか」みたいな部分って、ほとんど触れられてなかったんですよね。

それに、会社として何を目指していて、どんな思いでこの事業をやっているかって、案外ちゃんと伝えてこなかったんだなと気づいて。今の候補者の方って、待遇とか制度も見てくれますけど、やっぱり「共感できるか」がすごく大きいんですよね。だからこそ、そこをしっかり伝えたいなと思ったんです。

スタートアップの採用って、最初の接点がすべてだと思っています。そこですれ違っちゃうと、せっかくご縁があっても繋がらない。だから、自分たちの言葉で、ちゃんと世界観ごと届けられるような資料が必要だと思いました。

Business Jungle
たしかに、最初の印象ってすごく大事ですよね。弊社のホームページからお問い合わせいただいた際も、そのあたりの熱量が伝わってきたことを覚えています。

会議室で3日間、Business Jungleさんと楽しく合宿しましたね(笑)

Business Jungle
資料を作成していく際、一緒に合宿しましたよね(笑)

アウレリア 三宅さま
懐かしい(笑)。その節は、こちらの無理を聞いていただき、ありがとうございました!「せっかく作るなら、妥協なく、自分たちのことを本気で伝えられる資料にしたいよね」と話して、あえてみっちり時間をとることさせていただきました。

Business Jungle
私たちもあの合宿で、みなさんとの距離がググっと縮まったと思っています!

アウレリア 三宅さま
最初は自分たちでも何を伝えたいのかぼんやりしていたんですけど、Business Jungleさんと話しているうちに、自然と本音やエピソードが引き出されていって。笑いながらツッコまれたり、ちょっと脱線しながら話が盛り上がったりして…でも気づけば、「あ、これだよね!」っていう言葉がどんどん出てくるんです。

2日目には付箋だらけの壁を前に、「どれがうちらしいか」って真剣に議論したり、3日目には「もうこれ、発表したいくらい好き」って思える表現が見つかったりして。なんというか、作業っていうより文化祭の準備みたいな空気でした(笑)。

この合宿のおかげで、完成した資料に対する納得感と愛着がすごく強いです。Business Jungleさんとだったからこそ、楽しく、前向きに、そして本気で取り組めたなって思ってます。

自分たちの魅力を、改めて自分たちが知れた

Business Jungle
完成した資料をご覧になったとき、どんなことを感じられましたか?

アウレリア 三宅さま
率直に言って、想像以上でした。「うちっぽい」って感じられて、最初のスライドで惹きつけて、読み進めるほどに共感ポイントが散りばめられていて。

自分たちの資料を見ながら、「あれ、うちってこんなに魅力的なんだっけ?」って思っちゃいました(笑)。

内容の構成もすごく自然で、「読み手が知りたいこと」が順番に流れていくんですよね。しかも、語りかけるようなトーンで、押しつけがましくなく伝えられる。

採用って、情報を並べるだけじゃダメで、想いも空気感も届けなきゃいけない。今回の資料は、それがちゃんと表現されていて、社内でも「このまま全社の説明資料にも使いたい!」って声が出たくらいです。

Business Jungle
おお!それは初耳です。ありがとうございます!

候補者の反応が、目に見えて変わりました

Business Jungle
資料を実際に使ってみたとき、採用の現場ではどんな変化がありましたか?

アウレリア 三宅さま
大きかったのは、こちらが説明しやすくなったこと。資料の流れが自然だから、話していて「ここで一旦止めて」とか「このページに戻って」って無理しなくていいんですよ。こっちが自然体でいられると、候補者の方もリラックスして話してくれるんです。

あとは、候補者の反応が明らかに変わりました。「こういう想いでやってるんですね」とか、「まさに自分が大事にしてる価値観です」とか、資料の内容を受け取ってくれている感じがちゃんとあって。それだけで、会話の深度もぐっと変わるんですよね。

これまでよりも、相互理解がスムーズに進むようになったのは、資料の力が大きいなと実感しています。

採用の型ができたのが、大きな前進でした!

Business Jungle
最後に、今後の採用活動への展望や、私たちへのメッセージをいただけますか?

アウレリア 三宅さま
今回この資料ができたことで、採用活動の「型」ができたのが一番の収穫ですね。これまでって、担当する人によって説明のしかたも伝わり方もバラバラだったんですが、いまはちゃんと共通言語がある。

これをベースに、ターゲットごとに資料を分けたり、スライドに動画を組み合わせてみたりと、いろんな広がり方があるなと感じています。採用以外にも社内説明や、外部パートナーとのやりとりでも活用できそうです。

Business Jungleさんには、ただ資料を作ってもらったというより、「言葉にできなかったものを一緒に見つけてもらった」という感覚があります。またぜひ相談させてください!

Business Jungle
また合宿しましょう(笑)本日はありがとうございました!