研修資料を作成する際、構成やデザインに悩んで手が止まってしまう方は少なくありません。
ゼロから作ろうとすると時間もかかり、資料作成が大きな負担になってしまうこともあります。
そこで本記事では、パワーポイントですぐに使える研修資料の無料テンプレートを厳選してご紹介します。
いずれも登録不要でダウンロードでき、そのまま実務に活用できる構成やデザインになっているため、短時間で質の高い資料を作成することができます。
テンプレートは、研修資料一式をまとめた「パッケージ編」と、研修資料でよく使用されるスライドをまとめた「個別スライド編」に分かれています。
記事の中では研修資料の基本構成もまとめているため、どのようにして研修資料をつくっていけばいいのかも理解できるはずです。
まずは気になるテンプレートをダウンロードし、自社の研修内容にあわせて調整しながら、効率的に研修資料作成を進めてみてください。
なお、資料作成にお困りの方は、「Business Jungle資料作成」をご利用ください。1枚3,000円から、あっと驚く資料作成のお手伝いをさせていただきます!

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本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。
無料で使える研修資料テンプレート|パッケージ編
さっそくですが、本章では研修資料一式をそのまま活用できるテンプレートをご紹介させていただきます。
構成からスライドデザインまで一通り揃っているため、ゼロから資料を作る必要がなく、短時間で質の高い研修資料を作成することができるはずです。
記載されている内容やデザイン、雰囲気などからお気に入りのテンプレートを選び、自社用にカスタマイズしてご活用ください。
研修資料のテンプレート①
こちらは社内研修用に、ロジカルシンキングスキルを身につけるために作成された研修資料です。
徹底的に研修資料の基本を順守した構成を採用しているため、テンプレートそのものはもちろん、研修資料の最適な構成を学ぶためにも参考にしてください。
| スライド | 記載内容 | |
| 表紙 | 研修資料の第一印象を決めるスライドです。 「この研修を受けたい」と思ってもらえるように、ワクワクするようなデザインに仕上げましょう。 | |
| 研修の背景・目的 | 研修を行う際は、研修を行う理由やゴールを示しましょう。 そうすることで、受講者は研修の必要性を感じることができ、そのうえで目的意識をもって研修を受けることができます。 | |
| 研修の流れ | 全体像を示すことで、研修の理解度は飛躍的に向上します。 細かな情報を一つ一つ提示されてしまうと混乱してしまいますが、全体像から逆算して研修を受けることで、スムーズな学習ができます。 | |
| 本編 | 本編は、研修で伝えたいことを丁寧に説明するパートです。 実施したい研修内容を踏まえて最適な内容を盛り込む必要がありますので正解はありませんが、受講者に刺さる内容に仕上げましょう。 | |
| 演習 | 座学だけではなく演習も入れることで、研修の満足度が向上します。 長々と説明だけを続けられる研修は集中することができないため、講師や受講者同士で交流できるような時間を設けましょう。 | |
| まとめ・振り返り | 研修資料の最後には、研修で学んだことの要約が欠かせません。 研修が進むにつれて学んだことは忘れていってしまうため、最後に思い出してもらえるように補足しておきましょう。 | |
ダウンロードはこちら(権利の関係で一部画像・イラストは差し替えています)
研修資料のテンプレート②
本資料はプレゼン研修用に作成された資料ですが、ステップごとに情報を整理しており、分かりやすい構成になっています。
まずはシンプルな表紙から始まって、研修の背景や目的を示しています。
そのうえで、ステップ①や②と続いていき、まとめとしてステップの全体像を再度説明する設計です。もちろん、最後に研修内容の振り返りを行うことも忘れていません。
研修資料のページ数が多くなればなるほど、研修の中で現在地を見失ってしまいます。
ステップ型の研修資料は、こうした失敗を避けることができる親切な誘導が魅力的と言えるでしょう。
ダウンロードはこちら(権利の関係で一部画像・イラストは差し替えています)
研修資料のテンプレート③
こちらは1on1ミーティングの研修資料として作成されたテンプレートです。
この研修資料の特徴は、原則として各スライドの上部で図解を、そしてスライドの下部で説明を加えている点です。
ほとんどのスライドがこのデザインを採用しているため、受講者は「資料の見方」に悩むことがありません。
小さな工夫ですが、こうした工夫が受講者の理解度に直結します。
また、イラストを多用して親しみやすさを演出したり、研修が終わった後に資料を読み返しても理解できるようにしている点も魅力でしょう。
ダウンロードはこちら(権利の関係で一部画像・イラストは差し替えています)
研修資料のテンプレート④
こちらは短時間セミナーで活用された研修資料であり、全体的に柔らかい印象のデザインが特徴的で親しみが感じられます。
本研修資料の特徴は、文章量をできる限り削減しており、口頭説明に特化している点と言えるでしょう。
よくある失敗として、講師が資料に書いてある文章を読み上げるだけの退屈な研修が挙げられますが、口頭説明を中心にすることで受講者の意識を保つことができます。
こちらは外部研修であり、最終的には受講者との関係性構築を狙っていたため、最終スライドに問い合わせ情報(QRコード)を記載している点もユニークです。
ダウンロードはこちら(権利の関係で一部画像・イラストは差し替えています)
研修資料のテンプレート⑤
最後は教育向けセミナーの研修資料であり、情報量が多いにもかかわらず、できる限り読みやすく設計している点が特徴的です。
研修資料のページ数も、1スライドあたりに詰め込まれている文字量も非常に多いのですが、デザインの工夫で見やすい資料に仕上げています。
その背景には、タイトルやスライド上部のメッセージ、そして具体的な記載内容のすべてがつながっている「1スライド1メッセージ」の原則があります。
研修では伝えたいことが多いあまり、情報が詰め込まれた読みにくい資料になりがちです。
しかし重要なのは情報を詰め込むことではなく、1スライドには1メッセージしか入れず、不要な情報をそぎ落とすことにあります。
ダウンロードはこちら(権利の関係で一部画像・イラストは差し替えています)
無料で使える研修資料テンプレート|個別スライド編
ここまでは、パッケージとしてまとまっている研修資料を見てきました。
そのうえで本章では、研修資料で頻繁に使用されるスライドを個別にまとめてご紹介します。
すでにパッケージのなかで登場しているスライドもありますが、本章で初めて登場するスライドもあります。
また、研修資料として作成されたものもあれば、それ以外の用途で作成されたものもあります。
これらのスライド以外にも、「テンプレート一覧ページ」では700枚を超えるスライドをダウンロードすることができますので、ぜひ活用して効率的に研修資料を作成してください。
| スライド | 記載内容 | |
| 表紙 | 研修の第一印象を決めるスライドです。 画像を使用してインパクトを出したりするなど、研修の雰囲気が伝わるような内容を心掛けましょう。 | |
| 裏表紙・最後のスライド | 研修の最終的な印象を決めるスライドです。 連絡先情報を記載したり、最後に伝えたい一言を掲載するなどしつつ、資料の終わりを伝えられるシンプルなデザインにしましょう。 | |
| メッセージ(はじめに・おわりに) | 研修を通じて伝えたいことを、感情を揺さぶるように記載します。 研修のはじめに伝えてもよいですし、研修のおわりに伝えてもよいでしょう。 | |
| 目次 | 研修資料の全体像を示すスライドです。 研修を通じて何を説明するかを最初に示しておくと、その後の内容を全体像に照らして理解することができます。 | |
| エグゼクティブサマリー | 研修で伝えたい内容を、1ページでまとめて伝えます。 目次と同様、最初に伝えるべき内容を述べておくことで、受講者は全体像から逆算して研修を聞くことができます。 | |
| 背景と目的 | 研修を実施する背景と目的を説明します。 研修を受けなければいけないという危機感を醸成するためにも、盛り込んでおきたいスライドです。 | |
| 背景 | 背景と目的は、それぞれ別のスライドで語ることもできます。 特に、目的はシンプルなメッセージで語ることができますが、背景は情報量が多くなるため1スライド分でしっかり説明することが多いです。 | |
| 課題 | 研修で取り扱うテーマについて、どのような課題があるかを述べます。 研修以外の場面でも同様ですが、何か解決したい課題があるからこそ人々は行動を起こすため、課題を伝えることは重要です。 | |
| 現状と課題 | 課題は単体だけではなく、現状とセットで語られることも多いです。 現状における不満や改善余地があるからこそ課題が浮き彫りになるため、両者を一緒に語ると課題がより明白になります。 | |
| 課題解決 | 課題を述べるのであれば、必ず解決策も述べなければいけません。 ありきたりな絵空事ではなく、受講者に実現可能と思ってもらえるような内容にしましょう。 | |
| 論点 | 研修で取り扱うテーマが複雑な場合、論点を設計することも重要です。 「何を考えなければいけないか」という論点があることで、受講者は論点ごとに思考を巡らせることができ、理解が容易になります。 | |
| 自己紹介 | 研修を行う講師が、最初に自己紹介しておくと親しみが湧きます。 受講者は「どんな内容を聞けるのか」と同様に、「誰から聞けるのか」を重視しているため、可能であれば盛り込みましょう。 | |
| ステップ | 研修の本編を、ステップに分解できるのであれば分解しましょう。 人は一つ一つの情報を提示されるよりも、各情報を関連付けて提示された方が理解しやすくなります。 | |
| スケジュール | 研修の進め方や学習内容をスケジュール化してもよいでしょう。 研修の進め方を事前に提示されると安心感が湧きますし、学習内容の実践方法がスケジュールになっていれば行動に移してもらえます。 | |
| よくある質問(Q&A、FAQ) | 研修終盤では、これまで受けた質問・回答をまとめるとよいでしょう。 研修の実施時間内で説明ができない場合でも、研修後に受講者が自発的に見ることで、学習内容を深めることができます。 | |
| 振り返り | 研修は説明して終わりではなく、最後に振り返ることも大切です。 研修の前半に話した内容を思い出し、意識や行動変化につなげるためにもぜひ追加したい1枚です。 | |
表紙
研修の冒頭で使用するスライドであり、受講者の第一印象を決める非常に重要な要素です。
タイトルやビジュアル、配色などを工夫し、「この研修は面白そうだ」「受けてみたい」と感じてもらえるようなデザインを意識しましょう。
特に、テーマに合った画像やキャッチコピーを入れることで、研修の方向性や雰囲気を直感的に伝えることができます。

裏表紙・最後のスライド
研修の締めくくりとして使用するスライドであり、最終的な印象を左右する重要なパートです。
感謝のメッセージや連絡先、今後のアクションなどを提示し、受講者の記憶に残るかたちで終えることが求められます。
また、問い合わせ導線や社内アクションを促す内容を盛り込むことで、研修後の行動変容につなげることも可能です。

メッセージ(はじめに・おわりに)
研修の冒頭や最後に伝えるメッセージを整理するスライドです。
単なる説明ではなく、受講者の感情に訴えかけるような内容を意識することで、研修への没入感や学習の定着を高めることができます。
「はじめに」として作成する場合は期待感や危機感を醸成し、「おわりに」では学びを行動に移してもらうための後押しをすることが重要です。

目次
研修全体の構成を整理して提示するスライドです。
最初に全体像を示すことで、受講者は現在地とゴールを把握しながら研修を受けることができ、理解度が大きく向上します。
また、複雑な内容であっても構造的に整理されていることで、安心して学習を進めることができます。

エグゼクティブサマリー
研修の要点を簡潔にまとめたスライドです。
重要なポイントを最初に提示することで、受講者は全体像を踏まえたうえで各内容を理解することができます。
特に、忙しい受講者や意思決定層に対しては、このスライドだけで要点が伝わるレベルに仕上げることが理想です。

背景と目的
研修を実施する理由と目的を明確にするスライドです。
なぜこの研修が必要なのか、どのような状態を目指すのかを示すことで、受講者の納得感と主体性を高めることができます。
ここが曖昧だと研修全体の意義が伝わらなくなるため、できるだけシンプルかつ明確に整理することが重要です。

背景
現状の課題に至った経緯や環境を整理するスライドです。
単なる事実の羅列ではなく、なぜこの状況になっているのかをストーリーとして伝えることで、受講者の理解が深まります。
また、背景を丁寧に説明することで、その後に続く課題や解決策への納得感も高まります。

課題
解決すべき問題点を明確にするスライドです。
課題が具体的かつ明確であるほど、受講者は研修内容の重要性を理解しやすくなります。
抽象的な表現ではなく、現場が納得できる具体的な問題・定量的な数値として提示することがポイントです。

現状と課題
現状と課題をセットで整理するスライドです。
現状にどのような問題があり、それがどのような課題につながっているのかを論理的に示すことで、受講者の納得感を高めることができます。
こうした前提条件を明確にしておくことで、研修内容に対する理解のスピードも向上します。

課題解決
課題に対する具体的な解決策を提示するスライドです。
理想論ではなく、受講者が実務で再現・実践できる内容まで落とし込むことが重要です。
課題を分類したり、実践的なフレームワークや具体例を交えて説明すると、解決策に対する受講者の理解も促されます。

論点
研修内容を深く理解するための思考の軸を整理するスライドです。
研修において、何について考えるべきかを明確にすることで、受講者は論点ごとに思考を整理しながら学習を進めることができます。
複雑なテーマであるほど、研修に対する理解を担保するためにも本スライドの重要性は高まります。

自己紹介
講師や登壇者の情報を伝えるスライドです。
これまでの経験や実績、専門領域などを適切に伝えることで、受講者の信頼感を高めることができます。
また、人となりが伝わる要素を加えることで、親しみやすさも生まれます。

ステップ
研修の進行や内容について、どのようなステップで検討していくのかを示すスライドです。
複雑な内容でもステップに分解することで、受講者は一つ一つの内容を整理しながら理解することができます。
全体の流れと各ステップの関係性を明確にすることがポイントです。

スケジュール
研修の時間配分や進行計画を示すスライドです。
事前に全体の流れを提示することで受講者に安心感を与えることができ、時間管理の観点でも講師側の進行ミスを防ぐ役割も果たします。
研修そのものの進め方としてだけではなく、研修後の受講者の活動計画として示しても有効です。

よくある質問(Q&A、FAQ)
受講者が疑問に感じやすいポイントとその回答を整理するスライドです。
研修内でカバーしきれなかった内容を補完する役割があり、理解の抜け漏れを防ぐことができます。
事前に想定される質問を整理しておくことで、研修の質も向上します。

振り返り
研修で学んだ内容を整理し、再確認するスライドです。
重要なポイントを思い出してもらうことで、理解の定着を促進するとともに、実務への活用を後押しする役割があります。
受講者に絶対に持ち帰ってもらいたい学びを、できる限り絞って説明しましょう。

まとめ|テンプレートで研修資料を作ろう
研修資料は、受講者の理解を深め、最終的な行動変化につなげるための重要な役割を担っています。
そのためには、構成・ストーリー・デザインのすべてが一貫したかたちで設計されている必要がありますが、ゼロから作成しようとすると多くの時間と労力がかかってしまいます。
そこで有効なのが、本記事でご紹介したテンプレートの活用です。
すでに構成やデザインが整っているテンプレートをベースにすることで、資料作成のスピードを大幅に向上させながら、一定以上のクオリティを担保することができます。
しかし、テンプレートはダウンロードして終わりではありません。
自社の研修内容や目的に応じてカスタマイズすることで、より実務に即した資料へと仕上げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まずは気になるテンプレートから活用し、効率的かつ効果的な研修資料作成を実現していきましょう。
今回ご紹介したスライド以外にも、「テンプレート一覧ページ」では700枚を超えるスライドをダウンロードすることができますので、ぜひ活用して効率的に研修資料を作成してください。
ちなみに、「自分で資料を作るのは大変・・・」「プロの力を借りたい!」という方は、「Business Jungle資料作成」をご利用ください!1枚3,000円から、あっと驚く資料作成のお手伝いをさせていただきます。まずはお気軽にご相談くださいませ。

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