【完全ガイド】創業計画書の「お借入の状況」の書き方|4つの必須要素

【完全ガイド】創業計画書の「お借入の状況」の書き方|4つの必須要素

創業計画書を作成する際、多くの方が不安を感じる項目の1つが「お借入の状況」です。

住宅ローンや自動車ローン、カードローンなど、事業とは直接関係のない借入まで記載する必要があるため、正直に書いて不利にならないかと心配される方も少なくありません。

本コラムでは、創業計画書における「お借入の状況」の位置付けを整理したうえで、必ず記載すべき4つの要素と、評価を下げないための考え方について分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください!

なお、わたしたち「Business Jungle 創業計画書作成」と一緒に創業計画書を作成したい方は、いつもでご連絡ください。日本政策金融公庫の創業融資において、最も重要になる創業計画書を4,800円から作成代行させていただきます!

本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や事業計画作成に関する豊富な経験を有する。

そもそも創業計画書の「お借入の状況」とは

日本政策金融公庫から資金を調達する際、多くの方が記載しなくてはいけないのが創業計画書です。創業計画書は専用のフォーマットが用意されており、以下10つの項目に沿って記載していくことで自身の創業計画をまとめることができます。

その中でも「お借入の状況」は、お借入先名・お使いみち・お借入残高・年間返済額を記載して、代表者・個人としての借入状況を把握するためにあります。これにより、融資担当者は、創業融資で希望している金額の妥当性や、創業計画書に記載されているその他項目との整合性を確認します。

借入があることは悪いことではなく、借入を行った理由と妥当性について説明できればまったく問題ありません。安心して、事実を記載するようにしてください。

「お借入の状況」で記載する4つの必須要素

「お借入の状況」は、次の4つの要素で構成されています。創業融資を希望される代表者の方に借入がある場合、いずれも省略せず、実態に即して記載することが求められます。

なお、もし借入がない場合は、本項目は空欄でも問題ありません。

お借入先名
金融機関名など、実際に借入を行っている先を記載します。銀行、信用金庫、住宅金融支援機構、クレジット会社など、借入先の種別は問いません。複数ある場合はすべて記載しましょう。

お使いみち
その借入が何のためのものかを記載します。事業融資、住宅購入、自動車購入、教育資金、カード、その他など、チェックマークを付けるだけで構いません。事業とは関係のない借入であっても、正直に記載することが重要です。

お借入残高
現時点での残高を記載します。契約時の借入金額ではなく、現在残っている金額を書く点に注意しましょう。あまりに借入が大きすぎると「なぜ追加で日本政策金融公庫の創業融資を申し込むのか?」「なぜ借入を行ったのか?」という質問を融資担当から受ける可能性もあります。回答できるように準備しておきましょう。

年間返済額
1年間で返済する予定の金額を記載します。月々の返済額を12倍して算出しても構いません。この金額は、後続の資金繰りや、代表者個人の生活費との整合性を確認するために重視されます。

「お借入の状況」で押さえるべき3つのポイント

創業計画書における本項目は、決して思いつきで書いてはいけません。以下の3点を押さえて記述しなければ、融資担当者から見ると評価できない内容になってしまいます。

1つ目のポイントは、絶対に虚偽は書かないという点です。

借入を少なく見せたい、記載すると不利になりそうといった理由で、意図的に借入を省略するのは避けるべきです。融資審査の過程で信用情報が確認されるため、事実と異なる記載はすぐに判明します。虚偽や記載漏れがあると、借入内容そのものよりも、代表者の信用姿勢が問題視されてしまいます。

2つ目のポイントは、借入の透明性が事業に対する信頼につながるという点です。

既存の借入があっても、内容が明確で返済が滞っていなければ、それだけで評価が下がることはありません。むしろ、正確に開示されていることで、融資担当者は安心して創業計画全体を判断できます。隠すのではなく、正しく伝えることが信頼につながります。

3つ目のポイントは、創業計画内容(資金調達と用途、収支計画 など)と整合させるという点です。

お借入の状況は、創業融資の希望額、自己資金、収支計画、生活費の想定などとセットで見られます。既存の返済負担を考慮しても無理のない資金計画になっているか、返済原資が明確かどうかがチェックされます。他項目との整合性を意識して記載しましょう。

「お借入の状況」の業種別記入例・テンプレート

ここまでで、「お借入の状況」では何を書けばいいのかご理解いただけたと思います。最後に、業種別の記入例・テンプレートをご紹介しておきましょう。

さまざまな業種の記入例・テンプレートをご利用いただけますので、よろしければこちらのコラムにも遊びに来てください。

創業計画書の他項目について知りたい方はこちら

今回ご紹介した項目以外にも、記載方法について詳しく知りたい方は以下のコラムもご参照ください!

まとめ|「お借入の状況」をマスターしよう!

創業計画書における「お借入の状況」は、代表者個人の信用状態と返済能力を確認するための重要な項目です。

借入があること自体が問題になるのではなく、その内容が整理され、計画全体と矛盾していないかが評価されます。虚偽を避け、透明性を保ち、他項目と整合の取れた記載を行うことで、融資担当者に安心感を与える創業計画書に仕上がります。

正しく理解し、丁寧に整理したうえで、本項目を完成させていきましょう!

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