会社紹介資料(会社概要資料)は、多くの企業が一度は作成する重要な資料です。
営業活動や採用活動を中心にさまざまな場面で活用されますが、どのように作るべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
特に、初めて作成する場合には、何をどこまで書けばよいのか分からず、手が止まってしまうケースも少なくありません。
会社紹介資料(会社概要資料)は、自社の魅力や価値を相手に伝えるための重要なツールであり、構成や内容次第で相手に与える印象や成果は大きく変わります。
資料の品質次第で、営業活動や採用活動の成功が左右されると言っても過言ではありません。
本記事では、会社紹介資料(会社概要資料)の基本から、構成・事例・作り方まで体系的に解説していきます。
登録不要ですぐに使えるテンプレートもご用意しておりますので、初めての方でも実務で使える資料を作成できるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
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本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。
本記事で作成できる会社紹介資料(会社概要資料)の例
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※権利の都合上、テンプレートでは画像・イラストを差し替えております。
会社紹介資料(会社概要資料)とは
会社紹介資料(会社概要資料)とは、自社について外部に分かりやすく伝えるための資料です。
具体的には、会社概要や事業内容、実績、強みなどの情報を体系的にまとめ、相手に自社の全体像を短時間で理解してもらうために使用されます。
決まりきった構成やルールはありませんが、多くの場合はパワーポイントで作成されます。
会社紹介資料は、会社にとっての自己紹介として機能し、相手に対して「なぜこの会社と関わるべきなのか」を伝える役割を持っていると言えるでしょう。
そのため、会社紹介資料の品質次第で、営業や採用活動の成否が左右されてしまいます。
会社紹介資料の目的
会社紹介資料は、作成する目的を「営業目的」「採用目的」「その他」という3つに大別することができます。
もちろん、目的が異なれば、会社紹介資料で伝えるべき内容や重視すべきポイントが異なります。
そのため、会社紹介資料を作成する際は、まずは「誰に対して何を伝えるのか」「ゴールは何なのか」を明確にすることが出発点となります。
会社紹介資料の3つの目的について、詳しく整理しておきましょう。
営業目的の会社紹介資料
営業目的の会社紹介資料は、見込み顧客に対して自社の価値を伝え、取引につなげることを目的とした資料です。
そのため、事業内容や提供価値、実績、強みなどを中心に整理し、「この会社に依頼する理由」を明確に示すことが重要です。
特に、他社との違いや選ばれる理由が伝わる内容にすることで、意思決定を後押しする役割を果たしてくれます。
採用目的の会社紹介資料
採用目的の会社紹介資料は、求職者に対して会社の魅力を伝え、応募につなげることを目的とした資料です。
事業内容だけでなく、会社のカルチャーや働く環境、メンバーの雰囲気などを具体的に伝えることが重要です。
求職者は「ここで働きたいか」という視点で資料を見るため、共感を得られる内容にすることが求められます。
その他目的の会社紹介資料
会社紹介資料は、営業や採用以外にも、広報やPR、パートナー企業への説明、イベント登壇時の資料など、さまざまな用途で活用されます。
このような場合でも、基本的な考え方は営業・採用時と共通しており、伝える相手に合わせて強調するポイントを調整することが重要です。
会社紹介資料の構成|基本編7選
ここまで、会社紹介資料(会社概要資料)の役割や目的について整理してきました。
それでは、実際にどのような構成で作成すればよいのでしょうか。
会社紹介資料には決まりきった型はありませんが、多くの企業で共通して使われている基本構成があります。
まずはこうした基本構成を押さえることで、伝わる会社紹介資料の土台を作ることができます。
ここでは、初回面談かつ説明時間も限られているという前提のもと、営業目的の会社紹介資料を例にとり、最低限盛り込んでおきたい代表的な項目について解説していきます。
| スライド名 | 記載内容 | |
| 表紙 | 会社名・ロゴ・資料タイトル・キャッチコピーなどを整理 | |
| 会社概要 | 設立年月・所在地・代表者・事業内容などの基本情報を整理 | |
| 事業概要・事業紹介 | 提供する商品・サービスの内容や特徴、ターゲットなどを整理 | |
| 実績 | 導入事例・取引実績・成果などを数値や事例と合わせて整理 | |
| 選ばれる理由・強み | 競合との差別化要素や優位性、提供価値の根拠を整理 | |
| MVV(ミッション・ビジョン・バリュー) | 会社として目指す先や、大切にしている価値観を体系的に整理 | |
| 裏表紙(お問い合わせ) | 電話番号・メール・Webサイトなど連絡先情報を整理 | |
表紙
表紙は、会社紹介資料の第一印象を決める非常に重要なスライドです。
会社名やロゴ、キャッチコピーなどをシンプルに配置し、「どのような雰囲気の会社なのか」が一目で分かる状態にしましょう。
読み手が最初に見るスライドであるため、この時点で興味を持ってもらえるか、期待してもらえるかが、その後の読み進め方に大きく影響します。
情報を詰め込みすぎる必要はなく、会社の雰囲気が伝わるような写真・イラストなどを使用して、信頼してもらえるようなデザインを心掛けましょう。

会社概要
会社概要では、会社の基本情報を整理することで、読み手に会社の全体像について理解してもらいます。
設立年月や所在地、代表者、事業内容などを簡潔にまとめることで、どのような会社かを短時間で理解できる状態にすることが重要です。
特に初めて接点を持つ相手にとっては、このスライドが会社理解の出発点となります。
会社概要を説明しないまま事業説明が始まってしまうと、読み手の頭の中では「本当に信頼できる会社なのか」という疑問が浮かび、説明に集中することができません。
そのため、まずは本スライドで会社について理解してもらい、信頼を得ることが大切です。

事業概要・事業紹介
事業概要・事業紹介では、どのような事業を展開しているのかを説明します。
提供している商品・サービスや特徴、ターゲットとなる顧客などを整理し、事業の全体像を伝えましょう。
記載する情報のボリュームを概要に留めるのか、あるいは詳細まで説明するのかは、資料を用いる場面次第で分かれてくるでしょう。
まずは概要スライドで全体像を示し、その後に個別の事業について1スライドずつで細かく説明するような構成も魅力的です。

実績
実績では、これまでの成果や取り組みを示し、会社としての信頼性を高めることが目的です。
導入事例や取引実績、数値で示せる成果などを整理することで、「この会社に任せても問題ない」という安心感を与えましょう。
特に営業目的の資料においては、契約に至るための意思決定を後押しする重要な要素となります。
実績は可能な限り具体的に示すことが重要であり、件数や成長率といった数値などを用いることで説得力が大きく向上します。
あるいは、個別具体的な企業の事例について詳細に説明しても、信頼感や権威につながるスライドに仕上がります。

選ばれる理由・強み
本スライドでは、競合と比較した際の自社の強みや差別化ポイントを明確にします。
なぜ自社が選ばれているのか、どのような価値を提供できるのかを整理することで、「この会社に依頼する理由」を伝えることができます。
こちらのスライドも、営業目的の会社紹介資料においては大切になります。
作成する際は、抽象的な表現にせず、数字や具体的なエピソードとあわせて説明することで、説得力を高めることができます。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)では、会社としてのゴールや大切にしている価値観を示すことで、会社としての根源的な思いをくみ取ってもらうことが大切です。
実績よりも熱意で人を動かすスタートアップの営業資料で活用されるケースもありますが、求職者の共感を得るために採用資料で活用されるケースもあります。
本スライドは、会社紹介資料の前半に配置して「主役」にしてもよいですし、後半に配置して「脇役」としてもよいでしょう。
資料の目的や強調したいポイントに合わせて、最適な配置を検討しましょう。

裏表紙(お問い合わせ)
裏表紙は、資料の締めくくりとしての役割を持つスライドであり、読み手に対して「問い合わせ」というアクションを求めるスライドでもあります。
読み手に対して「ここで資料が終了する」ということを伝えるためにも、基本的にはシンプルなデザインを採用しておきましょう。
また、営業や採用につなげたい場合は、連絡先やWebサイトの情報などを記載しておきましょう。
資料を読み終えた後の導線まで設計することで、より成果につながる会社紹介資料に仕上げることができます。

会社紹介資料の構成|発展編10選
ここまでご紹介した基本構成を押さえることで、会社紹介資料(会社概要資料)としての最低限の形は整います。
しかしながら、より深く会社の魅力を伝えたい場合には、追加の項目を盛り込むことが有効です。
基本を守りつつも、自社の状況に応じて項目を取捨選択することで、資料の説得力や共感を高めることができるでしょう。
本章では、会社紹介資料をより良いものにするためにも、よく登場する追加スライドについて整理していきます。
ここまで登場したスライドとは雰囲気が異なるものをご用意しておりますので、デザインの違いにも注目しながら見ていきましょう。
| スライド名 | 記載内容 | |
| 目次 | 資料全体の構成や流れを一覧で示し全体像を整理 | |
| メッセージ | 代表者の想いや事業に対する考え方・方向性を整理 | |
| 課題 | 顧客や市場が抱える課題や背景を具体的に整理 | |
| 沿革 | 創業から現在までの主要な出来事や変遷を時系列で整理 | |
| 組織図 | 会社全体の組織構造や役割分担を図として整理 | |
| 部署紹介 | 各部署の役割や業務内容、特徴を分かりやすく整理 | |
| カルチャー | 企業文化や働き方、価値観や行動指針などを整理 | |
| 自己紹介 | 個人や担当者の経歴や役割、強みなどを整理 | |
| メンバー紹介 | 主要メンバーの経歴や専門性、担当領域などを整理 | |
| お客様の声 | 顧客からの評価や感想、導入後の変化などを整理 | |
目次
目次は、資料全体の構成や流れを示すスライドです。
基本編でも触れた通り、読み手が最初に全体像を把握できるかどうかは、その後の理解度に大きく影響します。
特にスライド枚数が多くなる場合には、どこに何が書かれているのかを明確にすることで、読み手の負担を軽減することができます。

メッセージ
メッセージでは、代表者や経営陣の想いや、資料を通して強調したい考え方を伝えます。
会社として何を大切にしているのか、資料を通して何を伝えたかったのかを説明することで、読み手の感情を揺さぶることができます。
会社紹介資料の終盤に盛り込んでも、序盤に盛り込んでも使えるような万能型のスライドです。

課題
課題では、顧客や市場が抱えている問題を整理します。
どのような課題が存在しているのかを説明することで、それに対してアプローチする自社の価値を強調する役割を持ちます。
感覚ではなく、できる限り数字や統計情報を使用することで、相手に信頼してもらうことがポイントです。

沿革
沿革では、創業から現在に至るまでの歩みを時系列で整理します。
会社の成長過程や転機となった出来事を示すことで、これまでの取り組みや実績を伝えることができます。
1スライドで会社の歴史を理解してもらい、信頼の獲得につなげることができます。

組織図
組織図では、会社の組織構造や役割分担を示します。
どのような体制で会社を運営しているのかを明確にすることで、実行力や体制の強さを伝えることができます。
社員数が少ないスタートアップには不要かもしれませんが、中規模企業・大企業の会社紹介資料には盛り込みたい1枚です。

部署紹介
部署紹介では、各部署の役割や業務内容を整理します。
会社全体についてのみ説明する資料では不要ですが、顧客と相対する専任部署がある場合は作成したいスライドです。
例えば、基本の会社紹介資料を作成しておき、〇〇部署が顧客と接する際は〇〇部署の紹介スライドを追加するといった使い方が想定できます。

カルチャー
カルチャーは、採用目的の資料においては特に重要な要素となり、企業文化や働き方、価値観などを伝えます。
どのような考え方を大切にしているのか、どのような環境で働いているのかを示すことで、会社の雰囲気を伝えることができます。
カルチャーの解像度を高く相手に伝えることができれば、より多くの求職者が集まる会社紹介資料に仕上げることができます。

自己紹介
自己紹介では、担当者や関係者のプロフィールを紹介します。
会社の代表や創業者の紹介はもちろん、会社紹介資料を持参する担当者について、経歴・役割・専門性などを整理することで、相手に安心感を与えることができます。
人物像を示すことは、相手との信頼関係の構築に大きく貢献してくれます。

メンバー紹介
自己紹介は1人用の説明でしたが、メンバー紹介では複数名の人物の情報を整理することができます。
それぞれの経歴や専門性、担当領域を示すことで、組織としての強みや実行力を伝えることができます。
人に焦点を当てることで、会社の魅力をより具体的に表現することができ、読み手が親しみを持ってくれます。

お客様の声
お客様の声では、実際の顧客からの評価や感想、具体的な支援事例を紹介します。
第三者の視点からの評価を示すことで、会社としての信頼性や強みを客観的に伝えることができます。
特に営業資料においては、相手の意思決定を後押しする重要な要素となるでしょう。

参考にしたい会社紹介資料の事例6選
さて、ここまでは個別のスライドに焦点を絞って、会社紹介資料(会社概要資料)の構成について解説してきました。
ここからは、会社紹介資料についてより一層具体的なイメージを持つためにも、美しいデザインの事例をご紹介させていただきます。
どの事例もスライドをめくるたびにワクワクさせてくれるような、素晴らしい会社紹介資料です。
事例をもとに、自分自身が作成する会社紹介資料のアイデアを固めていきましょう。
DMM(営業目的)
他種多様な事業を展開しているDMMの会社紹介資料です。
画像やイラストを活用しながら、デザイン性豊かな資料に仕上げています。
各スライドの体裁を共通化すると統一感が生まれますが、本資料は意図的に体裁を分けつつも、非常に読みやすい資料に仕上げている点が魅力的です。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
AlphaDrive(営業目的)
新規事業の創出や、地方創生のコンサルティングを行っているAlphaDriveの会社紹介資料です。
全体的に非常にスタイリッシュで、高級感のあるデザインに仕上がっています。
各スライドともに、共通のフォーマットで整理されているため統一感があり、ページが遷移してもスライドの見方に迷わないデザインが魅力的です。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
Maslow(営業目的)
Maslowは、デザインのプロフェッショナル集団であり、手触り感と立体感が魅力的な会社紹介資料です。
文字量は少ないですが、その分メッセージがはっきりとしており、読み手に刺さる資料になっています。
各所で使用されている黄色のアクセントや赤系統の強調色は、使用するのが難しいにも関わらず、極めて上手に活用されており、資料の魅力を引き上げています。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
GO(採用目的)
タクシーアプリを提供しているGOの会社紹介資料です。
非常に一般的で、まさにお手本と言える資料に仕上がっています。
フォントサイズの大小で情報の重要性の濃淡も表現できており、かつスライドにおける配置・色なども統一感があり、読んでいてストレスが一切ない資料です。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
SmartHR(採用目的)
労働に関する社会課題解決を推進しているSmartHRの会社紹介資料です。
採用目的の会社紹介資料は、一般的に説明が採用に偏りがちです。
しかし本資料は、会社の事業についてしっかりと説明したうえで採用の説明に遷移しており、じっくりと相手にメッセージを伝えたいという意図が伝わってきます。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
Acompany(採用目的)
秘密計算に関連した製品・技術と、機密データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しているAccompanyの会社紹介資料です。
一目見ていただければ分かるように、カード形式を採用した非常にユニークな資料です。
極めて特徴的ですが、だからこそ求職者が惹き付けられる会社紹介資料になっています。
※同社公開資料を引用・掲載しております。
会社紹介資料のテンプレート
さて、会社紹介資料(会社概要資料)の構成や事例は理解することができました。
こうした内容を踏まえて会社紹介資料を作れば、自分だけでもある程度美しい資料が作れるはずです。
しかし、会社紹介資料をうまく作るには、優れたデザインで作られた会社紹介資料をマネするのが一番の近道です。
そこでぜひ使いたいのが、会社紹介資料のテンプレートです。
本章では、わたしたちが作成したテンプレートをご用意させていただきましたので、ぜひダウンロードしてください。
記載されている文章を調整すれば、時間をかけずにプロフェッショナルな会社紹介資料を完成させることができます。
テンプレートをダウンロードする
※権利の都合上、テンプレートでは画像・イラストを差し替えております。
また、本記事でご紹介したテンプレートだけではなく、スライドの内容ごとに600種類を超えるテンプレートもご用意しております。
お気に入りのデザインを組み合わせて、効率的に高品質な会社紹介資料を作成してください。

会社紹介資料を作成する際のポイント
テンプレートを活用したり、会社紹介資料(会社概要資料)としての基本構成・事例を参照したとしても、資料の完成度には大きな差が生まれることも事実です。
そして、その差を分けるのが「目的から逆算して設計する」「ストーリーを作る」「文章とデザインの作成を分ける」という3つのポイントです。
いずれもシンプルな考え方ですが、意識するだけで資料の伝わり方が大きく変わります。
会社紹介資料の品質を一段引き上げるためにも、ぜひ押さえておきましょう。
目的から逆算して設計する
会社紹介資料を作成する際は、「何のために作るのか」から逆算することから始めましょう。
営業目的なのか、採用目的なのか、それとも他の目的なのかによって、伝えるべき内容や強調すべきポイントは大きく異なります。
目的が曖昧なまま作成してしまうと、誰にも刺さらない中途半端な資料になってしまいます。
そのため、まずはゴールを明確にし、「この資料を読んだ相手にどのような行動を取ってほしいのか」を定めたうえで、資料の構成や中身を設計していきましょう。
ストーリーを作る
会社紹介資料は、単に情報を並べるだけではなく、一貫したストーリーとして設計することが重要です。
各スライドが自然につながり、論理的に流れる構成にすることで、読み手は簡単に内容を理解することができます。
一方で、スライドごとのつながりが弱い場合、全体像が見えにくくなり、説得力が低下してしまいます。
資料作成の目的を意識しながら、その目的を達成するために最適なストーリーをまとめあげましょう。
文章とデザインの作成を分ける
会社紹介資料を作成する際は、文章作成とデザイン作成を分けて進めることが重要です。
いきなりパワーポイントでデザインを作り始めてしまうと、記載している文章とデザインが整合せず、かつ資料作成において何度も手戻りが発生してしまいます。
その結果、作成に時間がかかるものの、内容が伝わらない資料になってしまいます。
まずは文章として内容を整理し、そのうえでデザインを整えていくことで、内容と見た目の両方を高いレベルで仕上げることができます。
会社紹介資料の作り方
ここまで、会社紹介資料(会社概要資料)の構成やポイントについて、しっかりと理解することができました。
それでは、実際に会社資料を作成する際は、どのような手順で作成していけばよいのでしょうか。
会社紹介資料は、いきなりパワーポイントを開いて作り始めるのではなく、順序立てて進めることが重要です。
作成の流れを誤ると、手戻りが発生したり、内容に一貫性がなくなってしまいます。
ここでは、効率的かつ高品質な会社紹介資料を作成するための基本的な5つのステップをご紹介します。
①目的を決める
まずは、会社紹介資料の目的を定めることが、あらゆる取り組みの出発点です。
ここまで何度もお伝えしてきましたが、目的に応じて会社紹介資料の構成・内容は大きく変わります。
営業目的なのか、採用目的なのか、あるいは他の目的なのかによって、「何を相手に伝えるか」や「何を強調すべきか」も左右されます。
あなたはなぜ会社紹介資料を作成したいと考えているのでしょうか。
その「なぜ」に答えることから、会社紹介資料の作成を始めていきましょう。
②構成・ストーリーを考える
目的が決まった後は、資料全体の構成とストーリーを設計します。
構成とは、目次のことです。
そしてストーリーとは、各スライドで何を伝えるべきかという一言メッセージです。
つまり、構成・ストーリーを考えることで、会社紹介資料にはどのようなスライドを盛り込み、各スライドで何を書けばいいかが決まります。
これさえ決まってしまえば、会社紹介資料の骨子は決まったも同然ですので、この後の文章・デザイン作成のハードルが著しく下がります。
③文章を作る
構成・ストーリーが決まったら、各スライドの内容を文章として整理していきましょう。
構成・ストーリーの設計で、各スライドで何を伝えるべきかというメッセージは決まっていますので、そのメッセージを具体化していく作業になります。
抽象的な表現に頼らず、できる限り具体的に整理することで、読み手に伝わる内容に仕上げることができます。
なお、この段階ではデザインを意識するのではなく、伝えるべき内容に集中することがポイントです。
会社紹介資料の作成では、しばしば手戻りが発生してしまいますが、その原因の大半が文章・デザインを同時に作ってしまうことにあります。
④デザインを作る
文章が整理できたら、パワーポイントでデザインを整えていきましょう。
フォントや色、余白、配置を統一し、読みやすくプロフェッショナル感のあるスライドに仕上げることが重要です。
図やグラフを活用することで、文章だけでは伝わりにくい内容も直感的に理解してもらうことができます。
記載すべき文章はすでに決まっていますので、その文章を表現するデザインを反映するだけです。
文章に盛り込まれていないことはデザインでも表現する必要はなく、あくまでも「作成した文章だけを分かりやすくするデザインにする」という発想でいきましょう。
⑤見直して最終化する
最後に、全体を通して見直しを行い、会社紹介資料を完成させます。
各スライドの内容に矛盾がないか、ストーリーとして一貫しているか、読み手にとって分かりやすい構成になっているかを確認することが重要です。
また、自分では気づきにくい改善点も多いため、第三者に確認してもらうことも有効でしょう。
こうした見直しを丁寧に行うことで、伝わる会社紹介資料に仕上げることができます。
誤字脱字や細かなミスがあるだけで、会社に対する信頼は失われてしまいます。最後まで集中していきましょう。
まとめ|会社紹介資料を作成しよう
会社紹介資料(会社概要資料)は、自社の魅力や価値を相手に伝えるための重要な資料です。
構成や内容、伝え方次第で、相手に与える印象や成果は大きく変わります。
そのため、目的を明確にし、ストーリーを設計しながら、丁寧に作り込むことが重要です。
本記事でご紹介した構成やポイント、作成手順を踏まえれば、実務で使える会社紹介資料を作成することができます。
ぜひ、自社の魅力が伝わる会社紹介資料を作成してみてください。
ちなみに、「自分で資料を作るのは大変・・・」「プロの力を借りたい!」という方は、「Business Jungle資料作成」をご利用ください!1枚3,000円から、あっと驚く資料作成のお手伝いをさせていただきます。まずはお気軽にご相談くださいませ。

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