ビジネスコンテストのプレゼン資料とは?事例・構成・作り方まで徹底解説

ビジネスコンテストのプレゼン資料とは?事例・構成・作り方まで徹底解説

ビジネスコンテスト(ビジコン)に挑戦しようと考えたとき、多くの方が最初につまずくのがプレゼン資料の作り方です。

良いアイデアがあっても、資料の構成や伝え方を誤ると、その魅力は十分に伝わりません。
特にビジネスコンテストでは、限られた時間とスライド枚数の中で事業内容や魅力を説明する必要があるため、プレゼン資料の品質が最終的な審査結果を左右します。

本記事では、ビジネスコンテストのプレゼン資料をテーマに、実際の事例3選や構成・作り方はもちろん、審査員が見ているプレゼン資料のポイントまで徹底解説させていただきます。

読み終えた頃には、プレゼン資料の作成に向けて何をしていけばいいかが理解できているはずです。
ビジネスコンテストへの参加を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。

ビジネスコンテスト(ビジコン)とは

ビジネスコンテスト(ビジコン)とは、事業アイデアを発表し、その内容を審査員が評価するイベントです。

学生向け、スタートアップ向け、自治体主催など形式はさまざまですが、共通して求められるのは、単なる発想の面白さだけではなく、事業として成立・成長する可能性があるかどうかです。

入賞することによって、賞金や支援プログラム、投資家や企業との接点を得られるケースも少なくありません。
ビジネスコンテストは、自分自身のアイデアを磨く場であると同時に、事業を次の成長ステップにつなげるための大切な機会と言えるでしょう。

ビジネスコンテスト(ビジコン)のプレゼン資料とは

ビジネスコンテスト(ビジコン)では、審査員に事業アイデアを伝える必要がありますが、そのための役割を担うのがプレゼン資料です。

ビジネスコンテストの参加者は、プレゼン資料を通して、なぜその課題に取り組むのか、どのように解決するのか、そして事業として成立・成長させられるのかを、審査員に短時間で理解してもらう必要があります。

サービス内容はもちろんですが、市場の規模や成長性、競合との差別化ポイント、収益の仕組みなどを整理し、論理的につなげて説明することが求められるため、作成のハードルは非常に高いものです。
しかしながら、審査員はプレゼン資料を見て事業性を評価することになるため、決して手を抜くことはできません。

プレゼン資料の品質が、ビジネスコンテストで勝てるか否かを左右すると言っても、まったく過言ではありません。

勝てるプレゼン資料の事例3選

ここまでは、ビジネスコンテストやプレゼン資料に関する基本的な考え方をご紹介しました。
本章では、ビジネスコンテストにおけるプレゼン資料の事例を3つご紹介します。

実際の事例を見てみることで、より具体的な資料イメージをつかむことができるはずです。
各事例とも、重視しているポイントが異なりますので、雰囲気の違いも捉えていきましょう。

論理性を重視した事例

まずは、スタートアップ向けに創業・事業成長に必要な機能を提供している、わたしたち「Business Jungle」の事例です。
このプレゼン資料は、とにかく論理性を重視している点が特徴的です。

目指す姿の説明から始まり、市場や競合の分析を踏まえて、自社戦略としてサービス内容・価格・販売方法・販促方法を策定し、最終的な財務数値に落とし込んでいます。

あらゆる情報が感覚ではなく調査によって導き出されており、それらを1つのストーリーとしてつなげている点が魅力でしょう。
特に、審査員がインパクトではなく、情報の積み上げを重視するようなビジネスコンテストで作成したいプレゼン資料の例です。

一方、文字を中心として、情報量が多すぎるという課題もあります。
口頭説明がなくても内容が理解できるプレゼン資料にしていますが、その分インパクトに欠けてしまっています。そのため、インパクト重視のビジネスコンテストであれば、情報量を大胆に削ってもよいでしょう。

このように、どのようなプレゼン資料にも一長一短があります。
参加するビジネスコンテストが何を重視しているのかに応じて、プレゼン資料の内容も最適なものに調整していきましょう。

審査員の目線に立った事例

次は、自治体向けのピッチ開催サービスである「自治コン」の事例です。
こちらは事前に審査基準が開示されていたため、審査基準とスライドの関係性を対応させていることがポイントです。

「社会課題の解決」「独創性」「革新性」といった審査基準に対して、目次スライドや、一部スライドの右上で対応関係を明示しています。
多くのビジネスコンテストでは、開示している審査基準ごとに点数を付けて、それを合算して入賞を決めるケースが多いため、このプレゼン資料のような構成にすることで、自然と高得点を取れるようになります。

実際の対面プレゼンでこのような工夫をすることは少ないですが、書類審査用のプレゼン資料であれば、ぜひ使っていただきたいテクニックです。
対面プレゼンで使用する場合でも、口頭説明はしない前提で、審査基準とスライドの関係性を示した配布用資料を、補足・参考・Appendixなどと題して最終ページ付近に盛り込んでもよいかもしれません。

いずれにせよ、本プレゼン資料の事例からは、審査員の目線に立つことの大切さを学ぶことができます。
審査基準との対応関係を明示するだけではなく、プレゼン資料を作成する際は常に審査員の目線に立って考えましょう。

課題・解決策を強調した事例

最後は、健康増進AIスタートアップの「Wellbeing Lab」の事例です。
こちらは課題・解決策という王道のスライド構成を採用しており、直感的に理解できるプレゼン資料に仕上がっています。

ビジネスコンテストは論理性や、プレゼン資料と審査基準との紐付きも大切です。
しかしながら、それ以上にどれほど熱意を持って事業に取り組もうとしているかという観点で、最終的な事業に対する評価が決まることも珍しくありません。

その点、本事例のように「課題を提示し、その解決策を示し、細かな情報はその後に述べる」という結論先行型の構成は、熱意を伝える手段としては重宝されます。
実際、半数以上のプレゼン資料においては、このような構成が使用されていると考えられます。

そのうえで、本プレゼン資料はチーム体制や、調達した資金の使い道なども記されている点もユニークです。
資料の構成や、使用しているスライド内容など、たくさんの学びがある事例になっています。

勝てるプレゼン資料の基本構成

上記でご紹介した事例を含め、ビジネスコンテストで評価されるプレゼン資料には共通して採用されている必須スライドがあるため、それらはどのようなコンテストでも盛り込むことをおすすめします。

なぜなら、プレゼン資料ではアイデアの良し悪し以前に、審査員が判断するために必要な情報が過不足なく整理されていることが重要になるからです。

本章では、多くのビジネスコンテストで必須とされる5つのスライドについて解説します。
まずは「課題・解決策・市場性・競合性・収益性」という基本の型を網羅したうえで、自分なりにアレンジして品質を高めていくことが大切です。

なお、スライドを掲載する順番についても、ビジネスコンテストごとに求められる要件を踏まえて、最適な並び順になるようにしましょう。

必須スライド①:課題

絶対に示さないといけないスライドとして、解決したい課題が挙げられます。
課題が曖昧なままでは、その後に続く解決策や事業の価値が伝わらないため、誰が、どのような状況で、どんな不便や問題を抱えているのかを具体的に示しましょう。

課題を示す際は、審査員に納得してもらうことが大切です。
そのためにも、調査を行って課題の大きさを数字で示したり、あるいはインタビューを行って生の声を拾ったりする工夫が欠かせません。

審査員の目線に立って、「この課題は解決しないとだめだ」と思わせることに注力しましょう。
この発想を持てば、自然とどのようなかたちでスライドを仕立てればよいのか見えてくるはずです。

イメージ:「Wellbeing Lab」の事例より抜粋

必須スライド②:解決策

課題を示した後は、その課題をどのように解決するのかを説明します。
ここで重要なのは、商品・サービスの機能や仕組みの単なる「説明」に偏らず、「なぜこの方法で課題が解決されるのか」に注力して伝えることです。

機能や仕組みだけを説明されても、それが課題解決とどのように紐付くのかを直感的に理解することはできません。
そのため、従来のやり方と何が違うのか、なぜ自社の商品・サービスであれば課題を解決することができるのかという観点で整理することで、説得力が大きく高まります。

イメージ:「Wellbeing Lab」の事例より抜粋

必須スライド③:市場性

どれほど課題・解決策のセットが魅力的でも、市場の規模が小さく、かつ将来の成長も見込めないような場合には、事業として取り組むことは難しくなってしまいます。
そのため、解決策の対象となる市場の規模・成長性が十分であることを示す必要があります。

市場性は、事業に取り組むことで、どれほどのニーズを満たすことができるのかを判断するための重要な材料です。
感覚ではなく必ず数字を使いながら、なぜこの市場に取り組む魅力があるのかを分かりやすく説明することが求められます。

イメージ:「Wellbeing Lab」の事例より抜粋

必須スライド④:競合性

次に示すのは、競合との関係です。
同じ課題を解決しようとする既存の商品・サービスや代替手段と比べて、自社にはどのような違い、つまり差別化ポイントがあるのかを整理しましょう。

例えば、よくある手法としては市場における競合をマッピングしてグループ分けし、自社のポジションの優位性を強調することが挙げられます。
この手法であれば、どのような観点で競合に打ち勝つことができるかを端的に整理することができるため、審査員にも刺さる内容になります。

なお、よくある間違いとして「新規性が高いので競合なし」とするプレゼン資料がありますが、完全に競合がいない事業などありません。
カフェをコーヒーではなく空間を提供する事業と捉えるのであれば、ワーキングスペースや図書館も競合になるかもしれません。こうした発想を持って、自社の競合を正しく整理しましょう。

イメージ:「Wellbeing Lab」の事例より抜粋

必須スライド⑤:収益性

最後に、事業を慈善活動としてではなくビジネスとして行う以上、どのように収益を生み、どのように事業として継続させていくのかを説明する必要があります。

理想を語るだけではなく、将来どれほどの収益を獲得できるかという試算は、ビジネスコンテストにおいて非常に重視されるポイントです。
その際は、グラフを用いて主要な財務数値の推移を示したり、あるいは数字と算出根拠をセットで整理することをおすすめします。

単なる思いつきの試算で数字を算出しても、誰も納得はしてくれません。
数字そのもの以上に、数字の裏にある根拠が大切であることを忘れないようにしてください。

イメージ:「Business Jungle」の事例より抜粋
イメージ:「Business Jungle」の事例より抜粋

その他主要スライドの一覧

ビジネスコンテストで必須となる「課題・解決策・市場性・競合性・収益性」という5つのスライドについてご理解いただけたでしょうか。

これらのスライド以外にも、ビジネスコンテストではさまざまなスライドが登場します。
以下は代表的なスライドになりますが、これらを踏まえつつ、自分の事業や参加するビジネスコンテストの特性に応じて、過不足なくプレゼン資料を作成していきましょう。

主要スライド内容
表紙プレゼンタイトル・発表者名・日付などを記載
裏表紙(問い合わせ先)資料の終わりを示しつつ、連絡先や問い合わせ先も記載
目次プレゼン全体の流れを示す設計図
メッセージプレゼンや事業を通して、伝えたい想いや結論を提示
背景・目的事業あるいはプレゼンに対する背景・目的
原因課題が生まれた原因を整理
Product(商品・サービス)提供する商品・サービスの内容
Price(価格)提供する商品・サービスの価格と、価格設定の考え方
Place(販売方法)提供する商品・サービスの販売チャネルや提供方法
Promotion(販促方法)提供する商品・サービスの集客方法
ビジネスモデル何を対価として、誰から支払いを受けるのかという仕組みを整理
特徴商品・サービスが有している特徴
強み競合に対する自社の優位性
実績これまでの実証結果や成果
ロードマップいつまでに・何をして事業を成長させていくかという計画
体制事業を推進していくことになるメンバーや組織体制
スケジュール具体的に取り組むことを、期限とあわせて整理
リスク・対策事業を推進することで想定されるリスクと対策を整理
調達資金の使い道調達資金を行う場合、調達した資金の使い道を説明
CTA(Call To Action)資金提供や協業など、聞き手に行動を促すメッセージ

審査員が見ているプレゼン資料のポイント

ここまでで、ビジネスコンテストのプレゼン資料で盛り込むべきスライドについて、理解することができました。
しかしながら、これらのスライドを反映することはスタートに過ぎず、そのうえで評価されるためにはいくつかのポイントがあります。

特に審査員が注目するのは、数字で語られているか、ストーリーがあるか、信頼できるデザインかという3点です。
これらのポイントが網羅されていなければ、いくら素晴らしい事業であっても、審査員に魅力が伝わることはありません。

各ポイントについて、詳しく見ていきましょう。

①数字で語られているか

プレゼン資料では、主観的な意見や感情だけで語られていないかが厳しく見られます。
そのため、市場規模や財務計画などについて、できる限り数字を用いて説明されていることが重要です。

完璧なデータである必要はありませんが、前提条件や算出根拠が示されているかどうかで、説得力は大きく変わります。
数字が整理されている資料ほど、事業としての信頼度・実現性が伝わりやすくなります。

特に、ビジネスコンテストでプレゼン資料を審査する方々は、常に数字を意識しているビジネスパーソンです。
そのため、数字がないだけであなたの事業に対する期待が損なわれてしまいます。そうならないためにも、可能な限り多くの数字を、根拠と合わせて入れるようにしましょう。

②ストーリーがあるか

審査員は短時間でプレゼン内容を理解する必要があるため、話の流れが分かりやすいかどうかは極めて重要です。
そのため、課題・解決策・市場分析・競合分析・財務計画など、プレゼン資料の各要素が自然につながり、物語のように頭に入ってくるように仕上げましょう。

個々のスライドがどれほど優れていても、全体として話が飛んでいると理解してもらえません。
反対に、一貫したストーリーがある資料ほど、記憶にも残りやすく評価もされやすくなります。

各スライドを作り込む前に、プレゼン資料全体としてストーリーが出来上がっているかというチェックが欠かせません。

③信頼できるデザインか

内容が優れていても、デザインが雑だと信頼感を損なってしまうことにも注意が必要です。
少なくとも、美しいデザインばかりを目にしている審査員にとって、手作り感満載の資料はネガティブな印象を与えてしまいます。

フォントや配色が統一されているか、文字量や余白が適切かといった点は、無意識のうちに評価に影響してしまいます。
ビジネスコンテストで使用するプレゼン資料に派手な装飾は必要ありませんし、デザインはあくまでも補助的な位置付けになります。

しかしながら、整ったレイアウトでないと、プロフェッショナリズムが感じられないことも事実です。
資料全体から信頼できる雰囲気を感じられるようにするためにも、自分で作り込んだり、あるいはデザインが得意な人にサポートしてもらうことで、他の参加者とも戦えるデザイン品質を確保しましょう。

勝てるプレゼン資料の作り方

それでは、実際にビジネスコンテストのプレゼン資料を作成する際は、どのような手順で作成していけばよいのでしょうか。

プレゼン資料の作り方はさまざまありますが、基本的には資料作成の目的を定め、構成・ストーリーを決め、文章を固めた後にデザインも作成し、見直しして最終化するという流れになります。

これらの各ステップを正しく理解することで、自分でも勝てる資料を作ることができるようになります。
それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。

①目的を決める

まずプレゼン資料を作るときは、何を目的とした資料なのかをはっきりさせることが大切です。

ビジネスコンテストの種類によっては、強調すべき点が変わってきます。
資金調達が目的であれば、投資家の期待リターンを満たすことができるような資料にしなければいけません。あるいは、ネットワーク作りが目的であれば、聞き手の心に刺さるようなインパクト重視のスライドが必要でしょう。

このように、何をゴールとしてプレゼン資料を作成するかに応じて、あなたが取るべきアクションも大きく変わります。
出発点を定めることをおろそかにしてはいけません。

②構成・ストーリーを決める

目的が定まったら、次に資料全体の構成・ストーリーを考える必要があります。
目次と各スライドで説明したい内容を一言で整理し、違和感なく理解できるような物語を作成すると言い換えてもよいでしょう。

代表的な流れとしては、課題から始まり、解決策へとつながり、その補足として市場・競合・財務などの観点で説明していくストーリーがあります。
一方で、資料作成の目的に応じて、あるべき構成・ストーリーは異なってくるため、自分が置かれている状況を踏まえて最適な内容に仕立てましょう。

③文章を考える

構成が決まったら、各スライドに記載する文章を作成していきます。
すでに資料の構成・ストーリーは決まっているので、その内容にあわせて中身を作っていく作業です。

ここで大切なのは、文章作成とデザイン作成を分けることです。
何を書くべきか分からないままデザインの作業に着手してしまうと、確実に手戻りが生じてしまいますが、先に文章を固めてしまえば効率的に作業を進めることができます。

慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、絶対に文章が「先」で、デザインが「後」です。
貴重な時間を浪費しないためにも、このルールは守ってください。

④デザインを整える

ここまで来れば、資料の中身はできあがっているため、後はデザインを仕上げていくだけです。

デザインする際に大切なのは、作成した文章だけを説明する内容になっていることです。
文章とは関係のない図表を入れたり、文章に書いてあることをデザインで補足できていなかったりすると、直感的には理解できないスライドになります。

直感的に理解できなければ、それは読み手に負担をかけていることになりますので、なかなか評価はしてもらえません。

自分でデザインを作成するのが難しければ、作成済みのテンプレートをダウンロードして、調整することも手段の1つです。
こちらでは、わたしたちが作成したテンプレートが用意されていますので、必要に応じてご活用ください。

⑤見直して最終化する

ここまで来れば完成したも同然ですので、最後に全体を見直して細かな修正を施していきましょう。

特に、誤字脱字などがあると、それだけで読み手の信用は損なわれてしまいます。
全体を改めて見直すと、作成時には気が付けなかったミスがたくさん見つかるはずですので、ぜひ丁寧に確認していきたいところです。

なお、自分が第三者になったつもりで確認すると、資料の改善点に気づきやすくなります。
完成度の高いプレゼン資料に仕上げるためにも、ぜひチャレンジしてみてください。

ビジネスコンテストのプレゼンでよくあるQ&A

ここまでビジネスコンテストのプレゼン資料について解説してきました。
基本的な知識は身につけられたはずですが、それでもプレゼン資料について学ぶべきことは、他にもさまざまあります。

そのため、本章では実際によく聞かれる質問について、回答を整理して紹介させていただきます。
勝てるプレゼン資料に対する理解を深めることで、より一層高品質な資料を手に入れましょう。

Q. ビジコンのプレゼン資料は何枚くらいが適切ですか

10~20枚程度が一般的です。
多すぎても内容が頭に入ってこないですが、少なすぎても相手に必要な情報が伝わりません。そのため、10~20枚程度を目安として考え、参加するビジネスコンテストの特性に応じて、スライド枚数を調整するようにしましょう。

Q. デザインはどこまで作り込む必要がありますか

派手なデザインは必要ありませんが、読みやすさは非常に重要です。
フォントや配色を統一し、余白を意識するだけでも、資料全体の印象と信頼感は大きく改善します。自分で作成する場合は、テンプレートを活用したり、デザイン集を模倣したりすることで、審査員から不信感を抱かれない水準のデザイン品質を担保しましょう。

Q. 将来的な計画は何年先まで示すべきですか

一般的には3〜5年先、あるいは10年先までを示すケースが多いです。
ポイントとしては、将来の計画を示す際は段階的に示すことです。「〇〇年に××を実現し、その後〇〇年に・・・」というかたちで説明されると、審査員は計画の実現性を高く評価してくれる傾向にあります。

Q. プレゼンする際の発表原稿はどこまで作り込むべきですか

一言一句を暗記することも一案です。あるいは、話す流れや伝えたい要点を整理したメモ程度にとどめ、スライドを見ながら自然に説明できる状態でもよいでしょう。
大切なのは「話すべきことは漏れなく話し、そのうえで自然に話している雰囲気にすること」です。想いを伝えられなかったり、台本を読んでいるロボット口調になってしまっては本末転倒です。

Q. 審査員からよく突っ込まれるポイントはどこですか

課題設定の妥当性、解決策の納得性はもちろん、市場性・競合性・収益性などに対して、しばしば指摘があります。
特に、数字を使用していなかったり、根拠が明示されていないような情報は、審査員の目線からは悪く映ってしまいます。「なぜ?」を生じさせない資料にすることはできませんが、資料に書かれていることについては、合理的に説明できるようにしておきましょう。

まとめ|プレゼン資料を本気で作るなら

本記事では、ビジネスコンテスト(ビジコン)のプレゼン資料について、徹底解説させていただきました。

ビジネスコンテストで評価されるプレゼン資料には、共通する考え方があります。
アイデアの面白さだけでなく、課題設定の妥当性、解決策の納得感、市場性・競合性・収益性といった事業としての裏付けを、限られたスライドの中で分かりやすく伝えることが重要です。

本記事で紹介した必須スライドや審査員の視点、作成手順を意識することで、プレゼン資料の完成度は大きく高まります。

ビジネスコンテストへの挑戦を、次の成長や事業化につなげるためにも、ぜひ本記事の内容を活かしてプレゼン資料を作成してみてください。

なお、プレゼン資料の作成においては、構成やストーリー、数字の妥当性など、自分たちだけでは気づきにくいポイントも多く、第三者の視点が入ることで一段レベルが上がります。

Business Jungle資料作成」では、資料作成はもちろん、戦略策定やビジネスコンテストを熟知した視点から、プレゼン資料の新規作成・ブラッシュアップをサポートしています。

プレゼン資料を次のステージにつなげたい方は、「Business Jungle資料作成」のサポートを活用することも検討してみてください。

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