【会社紹介資料】この資料を見せるのが、ちょっと楽しみになったんです

LuminoTechさまは、「光」と「AI」を掛け合わせたスマートライフ事業を展開し、照明・家電・建材領域で最適化と快適性を追求しているスタートアップ企業。これまで社内で簡易的に作っていた会社紹介資料を、Business Jungleに依頼し、事業の全体像を伝える顔として再設計。採用、営業、資金調達など、あらゆるシーンで活用できる資料に進化させた背景と成果を伺いました。

本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。

会社紹介資料の例(抜粋版)

なお本記事に登場する企業名・担当者名および資料内容は、機密保持契約に基づき、実際の内容から変更しております。ご了承くださいませ。

最初は「とりあえず作ってる資料」だったんです

Business Jungle
今日は暑い中、インタビューをお受けいただきありがとうございます!まずは、会社紹介資料を見直そうと考えたきっかけについて教えていただけますか?

LuminoTech 飯田さま
本当に最近暑いですね(笑)よろしくお願いします!

もともと社内でサッと作った資料を使いまわしていたんです。営業訪問や採用説明会、行政との面談など、あらゆる場面で同じスライドを出していたんですが、場に合わせた説明が必要で、結局その場のトークに頼ってしまうことが多かったですね。

最初のうちは、それでも何とかなっていたんですが、事業が広がっていくにつれて説明の難易度が上がってきて。特に、外部パートナーや投資家、行政関係者など、期待値の高い方々とお話しする機会が増えてきたんです。

Business Jungle
接点が多様化してくると、資料の質や汎用性が重要になりますよね。

LuminoTech 飯田さま
まさにそうでした。これまでの資料では、こちらの「想い」は伝えられても、「事業構造」や「強み」が伝わりきらなかったんです。そうすると、「なんとなく面白そうだけど、どういう会社なの?」という印象で終わってしまう。

だからこそ、自分たちの価値をもっと整理して、誰が見てもわかりやすく伝わるものにしたいと考えました。結果的に、それが社内での共通認識を作るうえでも、とても大きな意味を持ちましたね。

事業が多岐にわたっていて、何を伝えるか悩んでいた

Business Jungle
実際に資料の中身を見直す段階では、どのような点でお困りでしたか?

LuminoTech 飯田さま
うちの事業って、スマート照明から始まって、今ではAI制御の住宅設備、エネルギーマネジメント、建材との連携など、いろいろな領域にまたがっているんです。そのため「まず何から話すべきか?」がいつも悩みどころでした。

説明会や商談の相手によって、興味を持ってくれるポイントが違うんですよね。照明を入り口にしたほうが伝わりやすい人もいれば、AI制御の話から入ったほうが響く人もいる。だから、資料もどこをベースにすればいいか定まらなかったんです。

Business Jungle
今回は、ヒアリングの内容をもとに「構造的に話せる順番」と「場面別に応用できる土台」を設計させていただきました。

LuminoTech 飯田さま
はい、それが本当に助かりました。事業の全体像を俯瞰しつつも、個別の話に分岐できるハブのような資料になったので、どんな場面でも話の起点にできるようになったんです。

整理することで、自分たちの立ち位置も明確になった

Business Jungle
構成を整理するなかで、社内でも新たな気づきがあったとお聞きしました。

LuminoTech 飯田さま
はい、これは想像以上に良い副産物でした。資料を整理していくプロセスって、自分たちの事業や強みを「言語化」する作業でもあるんですよね。

特に「他社とどう違うか」「なぜ自社がこの事業をやるのか」っていう問いに向き合ったとき、いろんなメンバーが違う言い方をしていたんです。でも、それが整理されて、ようやく全員が同じ方向を見て話せるようになった。

経営陣だけでなく、営業・広報・技術メンバーにも共通のメッセージが生まれて、会社としての立ち位置がすごくクリアになったと感じています。

Business Jungle
資料が伝えるツールとしてだけでなく、組織の軸にもなっているんですね。

LuminoTech 飯田さま
本当にそう思います。資料づくりって、単なるデザインや情報整理じゃなくて、会社の「方向性」そのものを言葉にしていく作業なんですよね。

資料を出すと、相手の理解度が違うと感じるように

Business Jungle
新しい資料を使い始めてから、相手の反応に変化はありましたか?

LuminoTech 飯田さま
ありました。まず、説明の途中で相手から「それってどういうこと?」と割り込まれることが減りました。資料が話の流れを自然に示してくれているので、こちらの説明も一貫性が出たのかもしれません。

特に印象的だったのが、ある自治体の方との面談で「すごくわかりやすいですね」と言っていただけたことです。その方は過去にいろんな企業の資料を見てきたようで、「こういう事業って説明が難しいと思っていたけど、今日はスッと入ってきた」とおっしゃっていて。

Business Jungle
それは嬉しいフィードバックですね!

LuminoTech 飯田さま
はい、おかげで自治体との連携もスムーズに進みましたし、資料自体が信頼の土台になっている実感があります。社内でも「この資料があるから説明がラクになった」と営業からよく聞きます。

「あの会社、面白いね」と言われるきっかけになってます

Business Jungle
新しくなった会社紹介資料を使い始めてから、社外との関係に変化はありましたか?

LuminoTech 飯田さま
かなりありますね。例えば展示会での商談や共創パートナーとの打ち合わせなどで、最初に資料をお見せすると、その後の会話の深まり方が全然違うんです。

これまでは、「何やってる会社なんですか?」というざっくりした質問から始まることが多かったんですが、今は資料を見た段階で「御社のこの技術、他でも応用できそうですね」とか「AIと照明を掛け合わせるって発想が面白いですね」と、具体的な関心から入ってくれることが増えました。

Business Jungle
資料を通して、話しかけられやすさや覚えられやすさも上がっているんですね。

LuminoTech 飯田さま
はい、まさにそうです。面談後に「あとで見直して、やっぱり御社面白いと思いました」と連絡をいただくこともありました。資料が名刺以上・提案未満のような立ち位置で、会話のきっかけになってくれている感じです。

今では社内でも、「この資料があるから初対面でも怖くない」とよく言われていて、チーム全体に安心感が広がっています。Business Jungleさんにお願いして、本当に良かったです!

Business Jungle
そう言っていただけて、私たちも嬉しい限りです。今後もお力添えできることがあれば、いつでもお声がけくださいませ!