【セミナー資料】セミナーでの伝わり方が、ガラッと変わりました

本記事では、探求学習に取り組む学生や教員に向けたサービスを展開する「まなびの森」さまに、Business Jungleの支援を受けてセミナー資料をブラッシュアップした過程を伺いました。現場の反応がどのように変化したのか、どんなやり取りの中で資料が磨かれていったのかを、対話形式でお届けします。

本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や資料作成に関する豊富な経験を有する。

セミナー資料の例(抜粋版)

なお本記事に登場する企業名・担当者名および資料内容は、機密保持契約に基づき、実際の内容から変更しております。ご了承くださいませ。

最初は、自分たちで作っていたスライドを使ってました

Business Jungle
今日はよろしくお願いします!まずは、セミナー資料の作成について、最初どんなふうに取り組んでいたか教えていただけますか?

まなびの森 佐藤さま
よろしくお願いします。最初は、完全に自作のスライドを使っていました。PowerPointで、自分たちでテーマを決めて、文章を打ち込んで、写真やグラフをなんとなく入れて…というごく一般的な作り方でしたね。

でも、セミナーを重ねていくうちに「これで本当に伝わってるのかな?」っていう不安が出てきたんです。参加した生徒や先生たちの反応を見ていても、なんとなく納得はしてくれるけど、手応えが薄い。セミナーの後も質問が少なかったり、「ためになりました」で終わってしまうことが多くて。

Business Jungle
聞いてくれてはいるけど、深く届いていない感じですよね。

まなびの森 佐藤さま
まさにそれです。それで、チームで「一度ちゃんと資料を作り直そう」って話になりました。自分たちだけでやるのには限界があると思って見つけたのがBusiness Jungleさんでした。HPに掲載されているセミナー資料の作成事例を見たとき、「あ、これは次元が違うな」と直感しました(笑)。

Business Jungle
ありがとうございます(笑)。当初、ご相談いただいたときに求めていたものは何でしたか?

まなびの森 佐藤さま
一番求めていたのは、伝わる順番と視覚的な整理ですね。伝えたい内容は自分たちの中にあるんですけど、それを相手の頭にスムーズに届けるための構成とか見せ方、その部分をサポートしてもらいたいと思っていました。

作っていく中で、「伝え方」の視点が変わりました

Business Jungle
実際に一緒に資料を作っていく中で、印象に残ったことはありますか?

まなびの森 佐藤さま
はい、たくさんあります(笑)。特に最初の構成案をいただいたときは衝撃でした。自分たちが話していた内容を、きちんと論理立てて整理してくれていて、「あ、こう並べれば伝わるのか」って腑に落ちたんです。内容自体は同じでも、伝える順番や見せ方で、印象ってこんなに変わるんだなと。

あと、「聞き手がどう感じるか」という視点を常に意識されていたのも大きかったです。例えば、こちらが専門用語を当たり前のように使っていた部分も、Business Jungleさんから「それって教員や生徒にとってはピンとこないかも」と指摘されて、確かに…!と(笑)。

資料って、作り手の満足じゃなくて、受け手の理解がゴールなんだってことを、改めて実感しましたね。まさに伝え方の設計を一緒にしてもらった感じです。

教育現場での反応が明らかに変わったんです

Business Jungle
完成した資料をセミナーで使ってみて、実際の反応はいかがでしたか?

まなびの森 佐藤さま
すごく変わりました。まず教員の方々から「資料がとてもわかりやすいですね」って言われることが増えたんです。以前は説明に時間がかかっていた部分も、今は資料を見せながらスッと理解してもらえるようになって、話す内容よりも先に伝わる感覚がありました。

もちろん、生徒からの反応も変わりましたよ!以前は「ふーん…」って感じだったのが、「この考え方って面白い」とか「自分でもやってみたいと思いました」っていう声が出るようになって。受け取った内容を自分ごととして捉えてくれるようになったのが嬉しかったですね。

資料一つでここまで変わるんだって、改めて見せ方の大切さを感じました。

話し手としても、すごくラクに話せるようになりました

Business Jungle
話す側としても、やっぱりやりやすくなりましたか?

まなびの森 佐藤さま
はい、すごくラクになりました。以前は「ここで伝わってるかな?」って不安になりながら話していたんですけど、今は資料が流れを作ってくれているので、自然と話が進むというか。スライドに頼れる部分ができたので、話すことに集中できるようになったんです。

あと、話すたびに「ここ、もう少し補足したほうがいいかな」と思うところをその場でメモして、次のセミナーに反映するサイクルもできました。資料がしっかりしてると、改善も回しやすいんですよね。

個人的には、セミナー当日の緊張感もかなり減りました(笑)。「資料がちゃんとしてる」っていう安心感があると、マインドまで違ってくるんですね。

セミナー資料に悩んでるなら、相談してみるといいですよ!

Business Jungle
最後に、セミナー資料づくりで悩んでいる方にメッセージをお願いします!

まなびの森 佐藤さま
私たちも最初は「自分たちで何とかなる」と思ってました。でも、伝えたいことがあるからこそ、ちゃんと届いてるかどうかに不安を感じていたんです。

Business Jungleさんと一緒に作ってみて、資料づくりって表現というより設計だなって思うようになりました。構成や順番、視覚の工夫ひとつで、内容の伝わり方が全然変わるんです。

「探求って何か」をどう伝えるかって、ずっと悩んでいました。でもBusiness Jungleさんと一緒に考えていく中で、スライドの順番や言葉の選び方一つで、こんなに変わるんだって…ちょっと感動しました。

Business Jungle
本日はありがとうございました!私たちも「探求学習」について勉強させていただき、大変実りある機会をいただけました。またぜひご一緒しましょう!