創業計画書を作成する際、「関連企業」の欄を前にして手が止まる方は少なくありません。
自分は個人での創業であり、関係する会社もないため、何を書けばよいのか分からないという声もよく聞かれます。
結論から言えば、関連企業が存在しない場合、この項目は空欄のまま提出しても問題ありません。
ただし、なぜ空欄で問題ないのか、その項目が本来どのような意味を持っているのかを理解したうえで判断することが大切です。
本コラムでは、創業計画書における「関連企業」の位置付けを整理し、評価の考え方や空欄提出が認められる理由について分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください!
なお、わたしたち「Business Jungle 創業計画書作成」と一緒に創業計画書を作成したい方は、いつもでご連絡ください。日本政策金融公庫の創業融資において、最も重要になる創業計画書を4,800円から作成代行させていただきます!

.png)
本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
創業・事業成長に必要なサービスをオールインワンで提供するBusiness Jungleの代表。
外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などにおいて、事業戦略立案や事業計画作成に関する豊富な経験を有する。
そもそも創業計画書の「関連企業」とは
日本政策金融公庫から資金を調達する際、多くの方が記載しなくてはいけないのが創業計画書です。創業計画書は専用のフォーマットが用意されており、以下10つの項目に沿って記載していくことで自身の創業計画をまとめることができます。

その中でも「関連企業」は、代表者や創業予定の事業と、資本関係・人的関係などで密接につながっている企業が存在するかどうかを確認するための項目です。
融資申込者・法人代表者・配偶者が経営されている企業がある場合、きちんと記載する必要があります。一方で、すべての創業者に必ず該当する項目ではなく、あくまで該当がある場合に記載する補足的な位置付けの欄と考えるとよいでしょう。

「関連企業」では何を評価されているのか?
融資担当者がこの項目を確認する目的は、事業の透明性に不自然な点がないか、事業を支えるような追い風はないかを把握することにあります。
たとえば、代表者が別会社を経営している場合や、家族が経営する企業と継続的な取引を行う予定がある場合、実質的に一体経営になっていないか、資金や利益の流れに偏りが生じていないかがチェックされます。
また、もし関連企業が存在し、かつ創業を計画している事業にとって追い風となるような事業内容であれば、むしろ評価される可能性もあります。
しかしながら、こうした関係が一切存在しない創業者も多く、その場合は特段評価の対象になることはありません。つまり、「関連企業」は加点項目でも減点項目でもなく、該当があれば確認し、なければそのまま通過する性質の項目といえるでしょう。

「関連企業」がない場合は空欄でもいいのか?
関連企業が存在しない場合、この欄は空欄のまま提出しても問題ありません。
創業計画書のフォーマット上も、必ず何かを記入しなければならない必須項目ではなく、該当がある場合のみ記載する前提で設けられています。
無理に関係の薄い企業名や過去の勤務先などを関連企業として記載すると、かえって誤解を招く可能性があります。
重要なのは、関連企業があるにもかかわらず記載しないことを避けることであり、本当に
当がない場合は空欄で提出しても評価が下がることはありません。
面談時に確認された場合でも、「該当する関連企業はありません」と説明できれば十分です。

「関連企業」の業種別記入例・テンプレート
ここまでで、「関連企業」では何を書けばいいのかご理解いただけたと思います。最後に、業種別の記入例・テンプレートをご紹介しておきましょう。
さまざまな業種の記入例・テンプレートをご利用いただけますので、よろしければこちらのコラムにも遊びに来てください。
創業計画書の他項目について知りたい方はこちら
今回ご紹介した項目以外にも、記載方法について詳しく知りたい方は以下のコラムもご参照ください!
まとめ|「関連企業」をマスターしよう!
創業計画書における「関連企業」は、すべての創業者が必ず埋めるべき項目ではありません。
関連企業が存在しない場合は、空欄のまま提出しても問題なく、それ自体が評価に影響することはありません。
大切なのは、この項目の目的を理解し、該当がある場合に正しく記載することです。
他項目と同様に、背伸びをせず、実態に即した内容で創業計画書を整えることが、結果として融資担当者からの信頼につながるでしょう。
わたしたち「Business Jungle 創業計画書作成」は、勇気を出して創業しようとしている、あるいは既に創業しているあなたを応援しています。
日本政策金融公庫の創業融資において、最も重要になる創業計画書を4,800円から作成代行させていただきますので、ぜひサービスページに遊びに来てください!

目次